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おやまだ
関西圏のビル・ホテル・物流施設等の建築現場をブログで取り上げております。

「奈良県立医科大学新キャンパス」大日本土木・森下組・ピーエス三菱JVが落札/2024年度中に竣工を目指す

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新キャンパスイメージパース
新キャンパス整備基本計画書より引用

「奈良県立医科大学新キャンパス新築工事(建築工事)」を一般競争入札し、96億8500万円(税別)で大日本土木・ピーエス三菱・森下組JVが落札。同3社は造成工事も落札しており、現在工事を進めている。
新キャンパス建設の経緯として、既存の奈良県立医科大学の施設は、老朽化した建物が多く、加えて、学生の定員数の増加、大学機能 の多様化による講座・領域数の増加などにより、施設が狭隘となっており、必要な諸室が不足し てきていることから、教育・研究部門を新キャンパスへ移転するとともに、現キャンパス附属病院施設の充実を図ることとした。

整備イメージ

本計画は上記検討経緯に引き続き、県との調整を踏まえ、先行整備と継続整備によるII期分割整備を行う計画としている。 先行整備では教養教育部門・看護学科ほか講堂や体育館、学生アメニティ施設を整備し、継続整備では研究施設や新キャンパスの管理を担う事務局棟、地域住民も利用できる交流施設を整備する計画としている。

目次
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整備概要

建物配置計画案
図中の破線は継続整備施設を示す

本計画は、先行整備と継続整備のII期分割整備とし、各々の整備対象施設は以下の通り。

【先行整備】
・実習・研究棟
・講義棟
・講堂・図書棟
・体育館・クラブ棟、武道館 ・外構、運動施設(グラウンド、テニスコート)、駐車場、駐輪場

【継続整備】
・研究棟1、2
・総合研究棟
・交流施設
・事務局棟
・エネルギーセンター
・外構

以下、先行整備における各施設の規模を纏めた表となる。

棟番号棟名称面積規模
a実習・研究棟約8,640㎡地上3階
b講義棟約8,580㎡地上3階
c講堂・図書棟約5,230㎡地上3階
dクラブ棟・体育館約2,620㎡地上2階
e武道館約740㎡地上2階
合計 約25,810㎡

継続整備の計画施設は現時点で規模は未定。

新キャンパス整備スケジュール *先行整備

建築工事は24年度中に完成を予定
継続整備のスケジュールは現時点で未定

現地の様子(22年12月)

現場看板
パノラマ撮影
まだ造成工事を実施中のようだ
東から撮影
複数のショベルカーが確認できる
写真右奥に現場事務所があることがわかる

アクセス

住所:〒634-0813 奈良県橿原市四条町88

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