森友学園問題は、日本の内閣総理大臣および財務省による汚職が疑われた事件。2016年(平成28年)、学校法人『森友学園』は日本政府から国有地を売却された際に、値引きされた価格で売買契約を交わした。その取引は公表されなかった。このときに森友学園が設立しようとした小学校は、当時の内閣総理大臣である安倍晋三の妻・安倍昭恵が「名誉校長」を務めるなど、安倍らと親密な関係にあったことから、安倍らの関与によって不正な取引が行われたという疑惑が、翌2017年(平成29年)以降に追及された。さらに、財務省が決裁文書を改竄し、改竄に関わった一人の財務省職員は自殺した。しかし、これらの事件に対して検察庁が捜査を行った結果、2019年(令和元年)に関係者の全員が不起訴処分とされ、裁判へ至ることなく捜査は終了となった。ほぼ同時期に問題になった別の汚職疑惑である加計学園問題と併せて、「モリカケ問題」と俗称される。
引用:ウィキペディア
同校は大阪府豊中市にある未開校の私立小学校であり、2017年4月に開校を予定していたが、上記理由より2016年3月から校舎の建設工事が行われるも、完成直前の2017年3月に大阪府が小学校設置の認可申請を取り消したため、工事も中断し未完成の状態となっている。
目次
現場状況
設計はキアラ建築研究機関で施工者は藤原工業。土地の所有権は国に戻っているが、建築物の所有権として藤原工業と森友学園の間で争いが続いている。藤原工業は国と管財人に対し、建築費の支払いに充てるために建物と国有地の一括売却を求める民事調停を大阪簡裁に申し立てており、今も協議が続いている。
アクセス
住所:〒561-0855 大阪府豊中市野田町10
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コメント
コメント一覧 (1件)
敷地内は草がかなりはえてますね。
正門の写真を見ると資材も屋外に放置状態ですね。もう5年も放置されてるんですね。