現在の箕面市立病院の課題として、建物の老朽化が進行しており、施設上の制約で、最新医療への対応が困難であることから、病院建て替えの計画を進めている。新病院は、現在の場所で建て替えを行うのではなく、箕面船場地区にあるCOM1号館跡地に建設を予定している。予定地は、北大阪急行線の新駅となる「箕面船場阪大前駅」から約300mで徒歩4分の好立地であることから、市民の利便性が格段に向上することがメリットとして挙げられる。
当初、新病院については、民間医療法人が運営することが案として浮上していたが、結果としては、公立病院として存続させることが決定した。
*以下、過去記事参照
「箕面市新市立病院」300~350床程度の新病院を整備/既存建物(COM1号館)は解体済/25年度着工に向け…
箕面市HPより引用箕面新市立病院建設予定地図 箕面市立病院は昭和56年の竣工から40年以上経過しており、老朽化及び施設構造上の制約により、最新の医療機器を導入できな…
目次
新病院の整備事業費(概算)
項目 | 概算事業費 |
用地取得費 | 9億円 |
設計監理・建築工事費 | 161〜258億円 |
医療機器等整備費 | 42〜44億円 |
その他(造成、駐車場整備、移転等) | 14億円 |
合計 | 226〜325億円 |
敷地面積:約14,700㎡
延床面積:約32,600~42,100㎡
工 期:2025年着工、2027年中の開院を目指す
*病床数を、最小で急性期300床、最大で400床(急性期350床に加え、現病院と同等の 回復期リハビリテーション50床を確保できたと仮定)と想定。
建築予定地の現状(2023年1月)
22年10月より、COM1号館の解体工事がスタートしている。解体業社はさくら建設。2023年11月末までに解体完了を目指す。
アクセス
住所:〒562-0035 大阪府箕面市船場東1丁目1−38
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