「クボタ(仮称)日本新研究開発拠点新設工事」堺市に農業機械・建設機械等の研究開発拠点を新設／22年9月より稼働開始

株式会社クボタは、大阪府堺市に研究開発の新拠点「グローバル技術研究所」を開設したことを22年10月26日に発表した。同社は、事業のグローバル化や事業領域の拡大に伴い、各地域の状況やニーズに合った製品の開発を強化するため、タイ、フランス、アメリカに研究開発拠点を開設するなどグローバルで研究開発体制の構築を進めており、各地域の研究開発拠点の連携強化のためのハブの役割に加え、さらなる事業拡大に向けた製品開発や先端技術開発の強化を目的として新設した。

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施設・設備の特徴

約18,000m²におよぶワンフロアにエンジニアを集約し、部門間の活発な交流により新たなイノベーションを創出する設計・研究棟の執務スペースに、個別集中ブースやコミュニケーション機会を増やせるカフェテリアなどを設置したオフィスレイアウト。また、太陽光パネルや高効率空調・照明を採用した環境にやさしい建築設計となっている。
大形農機の走行試験が可能な一周1.5kmの広大なテストコースも整備しており、従来比2倍に増設した24時間連続自動運転可能な台上設備で、機械の多種多様な動作テストがすぐに行えるよう設計・研究棟に隣接したテストフィールドとなっている。

建物概要

名称	グローバル技術研究所（Kubota Global Institute of Technology）
所在地	大阪府堺市堺区匠町1番地11
敷地面積	約346,000m2
延床面積	約138,000m2
投資額	約840億
稼働開始	2022年9月

現地の様子(2023年5月時点)

現地の様子(2021年9月時点)

アクセス

住所：〒590-0908 大阪府堺市堺区匠町1番地11