国立大学法人大阪大学と公益財団法人日本財団は、2021年12月16日に、同キャンパスの敷地内に、感染症対策の国際的な研究棟を建設する計画を発表。「感染症」に関する研究を推し進めていくため重要な役割を果たす「場」としての研究棟を、世界的建築家・安藤忠雄氏によるコンセプトデザインをもとにして建築することとなった。
工事は23年8月29日に起工式を実施しており、2025年2月竣工を目指して本体工事に着手する。
目次
建築デザインについて
感染症の問題は、世界を巻き込む人類としての問題であると同時に、地域格差や差別など、一人一人の心の問題でもあることから、それらを多角的に解決する「宇宙船地球号」としての役割を意識して、デザインに反映したと、デザイン監修をした、安藤忠雄氏より説明があった。
計画概要
建築物の名称 | 大阪大学(吹田)感染症総合教育研究拠点 |
敷地面積 | 944,411.65㎡ |
建築面積 | 2,499.90㎡ |
延べ面積 | 17,737.19㎡ |
建築物の高さ | 43.2m |
建築物の構造 | 鉄筋コンクリート造 |
棟数 | 4棟 |
建築物の用途 | 学校(大学) |
建築物の階数 | 地上10階 |
着工予定年月日 | 2023年9月1日 |
完了予定年月日 | 2025年2月28日 |
建築主 | 国立大学法人 大阪大学 |
設計 | 株式会社日建設計 |
工事施工者 | 大成建設株式会社 |
現場看板より引用
フロア図
研究室、実験室、オープンラボ等を整備する。
現地の様子(23年12月時点)
アクセス
住所:〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2−15
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