平成30年3月末日をもって閉院した大阪市立住吉市民病院は、開院以来50年以上が経過し、施設の狭隘化・老朽化に加え、建物の耐震性を確保する必要があったことから、小児・周産期医療に特化した現地建替えによる整備計画の検討を進めていた。新病院の基本構想としては、認知症医療・子児、周産期医療の充実を図り、運営者は大阪公立大学として、大阪公立大学医学部附属病院等との密接な連携を図る。
目次
整備スケジュール
大阪市住吉区市民病院は既に解体され、現在は更地の状態である。予定としては23年12月から着工し、26年12月末に竣工を予定している。設計は松田平田設計で、施工者は、総合評価一般競争入札した結果、103億1800万円(税別)で鴻池組・大鉄工業JVにて決定した。
計画概要
管理棟(1階建)、病院・老健棟(5階)、研究棟(3階建)、付属棟(1階建/子児・周産期外来)の4つの棟で構成される。
建築物の名称 | もと住吉市民病院跡地に整備する新病院他建設工事 |
敷地の位置 | (地名地番)大阪市住之江区東加賀屋一丁目9番1、3 (住居表示)大阪市住之江区東加賀屋一丁目2番16号 |
建築物の主要用途 | 病院・介護老人保健施設・研究所 |
敷地面積 | 14,648.42㎡ |
建築面積 | 7,013.08㎡ |
延べ面積 | 22,936.04㎡ |
容積対象面積 | 22,434.49㎡ |
構造 | 鉄筋コンクリート造、鉄骨造 |
高さ | 29.81m |
階数 | 地上5階 |
工事着手予定時期 | 2023年12月15日 |
工事完了予定時期 | 2026年12月28日 |
建築主 | 大阪市長 |
設計者 | 大阪市都市整備局企画部 |
施工者 | 鴻池組・大鉄工業JV |
現場看板より引用
現地の様子(23年12月)
23年12月時点では工事着工はまだ。これから始まるようだ。
アクセス
住所:〒559-0012 大阪府大阪市住之江区東加賀屋1丁目2−16
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