阪急阪神不動産が、阪急十三駅前に地上39階建、高さ約144mのタワーマンションを開発する。総戸数は721戸を予定するビックプロジェクトであり、2026年5月末竣工を目指す。低層部には、店舗、図書館、郵便局、保育・学童施設、民営駐輪場、事務所を整備し、2026年6月からの供用を予定。
目次
もと淀川区役所跡地等活用事業について
大阪市は、もと淀川区役所跡地等活用事業(市有地不動産の貸付等)に関する開発事業者予定者募集プロポーザルにおける価格提案審査を実施し、阪急阪神不動産株式会社(代表事業者)と髙松建設株式会社(共有事業者)を選定。「十三地区のブランド向上」、「にぎわいづくりや交流促進」、「淀川区政推進への寄与」が期待できるような複合施設を民間事業者の自由な発想とノウハウにより整備し、まちのさらなる活性化を目指す。また、合施設の中には「交流型ワイガヤ図書館」という新しいタイプの図書館を整備し、図書館周辺の空間は図書館運営へのプラス効果が期待でき、淀川区政の推進にも寄与するような様々な工夫をほどこした、図書館との親和性がある施設計画となる。
引用:淀川区HP もと淀川区役所跡地等活用事業の事業予定者が決定しました
過去記事(解体時)
施工:高松建設【阪急十三駅 もと淀川区市役所跡地】
十三は阪急神戸線、京都線、宝塚線が乗り入れ、都心へはわずか1駅とアクセスに優れた町です。 しかしながら、治安の悪さがポイントとして挙げられます。 かの有名な北…
計画概要
建築主 | 阪急阪神不動産株式会社 |
設計者 | 鹿島建設株式会社 株式会社類設計室 |
工事施工者 | 鹿島建設株式会社 |
建築物の名称 | (仮称)大阪市十三東計画 東敷地 新築工事 |
敷地の位置 | 「地名地番」大阪市淀川区十三東1丁目22ー3他 「住居表示」大阪市淀川区十三東1丁目 |
建築物の主要用途 | 集合住宅712戸、店舗、私立図書館、学校図書館 郵便局、保育・学童施設・民営駐輪場・事務所 |
敷地面積 | 7,274.38㎡ |
建築面積 | 4,550㎡ |
延べ面積 | 84,300㎡ |
容積対象面積 | 60,700㎡ |
構造 | 鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造) |
高さ | 約144m |
階数 | 地上39階 |
工事着工時期 | 2022年8月上旬 |
工事完了時期 | 2026年5月末日 |
712戸の大型タワーマンションとなる
イメージパース(公式HPより引用)
低層部は商業エリアとなっており、新鮮食品等を扱うスーパーマーケットが出店予定。また、大阪市立図書館、保育学童施設を整備する予定。他に、ワーキングテラス、コミュニティルームも整備する。
現地の様子(2024年2月)
現地の様子(2022年10月)
十三駅南部にはラブホテルなどの建物が立ち並ぶ。ファミリー層向けに展開を図るのであれば、その地域を一新し、イメージアップを図る必要がありそうだ。
アクセス
住所:〒532-0023 大阪府大阪市淀川区十三東1丁目18
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