日本初の中央卸売市場として昭和2年(1926年)に開設した京都市中央市場は、主要建築物が築後30年以上を経過し、施設の老朽化が進んでいることから、物流の高度化や更なる安全・安心の確保などを目的とし、平成27年3月(2015年3月)に「京都市中央市場施設整備基本計画」を策定し,再整備に向けた取組を進めてきた。
2026年3月末までに1期工事を完了させ、2029年3月末までに2期工事の完了を予定しており、延床面積約83万㎡の大型市場が誕生する。
目次
計画概要
物件名 | 京都市中央卸売市場 新青果棟 建築計画 |
敷地の地名地番 | 京都市下京区朱雀分木町80番地 |
用途 | 卸売市場 |
建築面積 | 26,844㎡ |
延べ面積 | 87,221㎡ |
敷地面積 | 87,949.48㎡ |
構造 | 鉄骨造 |
高さ | 26.8m |
階数 | 地上5階 |
棟数 | 1棟 |
建築主 | 京都市長 |
設計者 | 株式会社安井建築設計事務所 |
工事施工者 | 未定 |
着工予定年月 | 2024年3月頃 |
完了予定年月 | 2029年3月頃 |
現場看板より引用
イメージパース
新青果棟は、現青果3・4号棟等の場所に建物を重層化して整備することで,各機能の集約化と市場敷地のコンパクト化を図る。新水産棟に整備中の屋上プロムナードと接続し,南の七条通から北の五条 通まで楽しく歩くことができる「プロムナード」と「見学エリア」を設ける予定となっている。
各階平面図
横長の5階建の建物となる。南側が1期工事で、北側(JR丹波口駅側)が2期工事となる。
現地の様子(24年6月時点)
既存建物は解体済。2024年度中に着工されるものと思われる。現時点では施工者も未定。尚、先行で竣工した水産棟は、戸田建設・太平工業JVだった。
アクセス
住所:〒600-8813 京都府京都市下京区中堂寺南町51
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