京都女子中学校・高等学校は、キャンパスの全面的な再整備を計画しており、第1校舎(教育施設)は、2023年から着工し、2025年3月の竣工を予定している。その後、既存校舎を解体撤去して、第2校舎(体育館・講堂施設)の建築に着手し、2027年3月の竣工を予定。最後にグラウンドを整備し、2028年3月にキャンパス整備全体の完了を目指す。
目次
『体感型・ZEBスクール』
新しい校舎には、省エネルギーかつ生徒の健康に寄与する自然の光・風を積極的に取り入れる仕組みを導入。トップライトから降り注ぐ自然光や目に見えない空気の流れを見える化する仕掛けなど、生徒の環境意識を育てるきっかけを提供。効率の高い設備機器の採用や太陽光発電パネルの設置、建物全体を活用した自然換気システム等を取り入れることで、1次エネルギー消費量を50%以下まで削減。西日本エリアの私立中学校・高等学校では初の『ZEB-Ready』認証を取得した。
計画概要
現場名 | 京都女子中学校・高等学校建築計画 |
敷地の地名地番 | 京都市東山区今熊野北日吉 |
用途 | 学校 |
建築面積 | 6,864.74㎡ |
延べ面積 | 15,855.71㎡ |
敷地面積 | 24,250.00㎡ |
構造 | S造・RC造・SRC造 |
高さ | 14.550m |
階数 | 地上3階・地下1階 |
棟数 | 2棟 |
建築主 | 学校法人京都女子学園 |
設計者 | 株式会社日建設計 |
工事施工者 | 西松建設株式会社 |
着工予定年月日 | 2023年10月15日 |
完了予定年月日 | 2028年3月31日 |
現場看板より引用
現地の様子(24年6月時点)
鉄骨が上がり始めているのがわかる。京都女子大A,Q棟と同じく、設計は日建設計、施工は西松建設にて着手しており、2025年3月1日に竣工を予定している。現場看板の竣工時期が2028年3月となっていることから、第2校舎(体育館・講堂施設)についても日建設計、西松建設が着手するものと思われる。
アクセス
住所:〒605-0926 京都府京都市東山区今熊野北日吉町17
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