株式会社三井住友銀行は、大阪市中央区高麗橋にある大阪中央支店ビルについて、大阪市指定有形文化財に指定された本館部分を保存・活用するとともに、隣接する新館の建替えを一体的に行うことを発表。具体的には、本館は、安全性の向上を図るとともに、竣工当時の外観・内装に一部復原を行うことで文化財としての価値を高めること、また、新館については、環境にも配慮しつつ、本館や周辺環境と調和した外観を備えた地上31階建のオフィス・商業ビルに建て替えることを計画となっている。着工は26年1月中旬を予定しており、竣工は30年5月末を予定。
目次
計画概要
| 建築物の名称 | （仮称）三井住友銀行大阪中央支店建替計画 |
| 敷地の位置 | 大阪市中央区高麗橋１丁目８番１３号 |
| 主要用途 | 事務所、店舗（飲食）、自動車車庫 |
| 敷地面積 | 2,730.51㎡ |
| 建築面積 | 2,280.01㎡ |
| 延床面積 | 32,608.11㎡ |
| 容積率対象面積 | 28,609.60㎡ |
| 構造 | 新館：S造 一部 SRC造 本館：RC造 一部 SRC造 |
| 高さ | 143.65m |
| 階数 | 地上30階 地下2階 |
| 工事着手予定時期 | 2026年1月15日 |
| 工事完了予定時期 | 2030年5月31日 |
| 建築主 | 株式会社三井住友銀行 |
| 設計者 | 株式会社日建設計 |
| 工事施工者 | 未定 |
現場看板より引用
新館建替の棟については、143mの超高層オフィスビルが建設される形となる。設計は日建設計。施工は現時点では未定。
現地の様子（24年7月時点）
正面入り口
有形文化財に指定されており、歴史を感じる建物である
この新館部分が解体され、143mのビルが建設される
アクセス
住所：〒541-0041 大阪府大阪市中央区北浜４丁目６−５
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