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おやまだ
関西圏のビル・ホテル・物流施設等の建築現場をブログで取り上げております。

「大阪ガスビル再開発」地上33階建て、高さ約150mの超高層ビルを建設/既存ビルはリノベーションを予定(24年9月時点)

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イメージパース

大阪ガス株式会社は、大阪ガスビルディングのリノベーションと、ガスビル西側のグループ社有地での大型複合ビルの開発について検討を進めており、23年2月7日に計画概要について発表を行った。現在は駐車場等で活用している敷地(西側)に高さ150mの超高層ビルを建設し、現在のガスビルの外観は残した上で、リノベーションを実施する。

目次
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計画概要

建物構成

西側に建てられる新ビルは、地上33階建てで、3階・7階は既存のガスビルと接続する予定となっている。低層階は商業エリア、多目的ホール等を整備し、その上についてはオフィスを整備する。2棟を合計すると、延床面積約136,000㎡の超大型ビルであることがわかる。建設工事については、2027年頃に新ビルの西館が竣工し、2031年頃に既存ガスビルの改修工事が完了する予定で、新ビルの着工については2024年度中に予定をしている。

ガスビル西館(新築)/ガスビル(改修概要)
 所在地 :大阪市中央区平野町四丁目1番2号
 敷地面積:約10,370㎡
 延床面積:約136,000㎡
 容積率 :約1,200%
 高さ  :約150m

ガスビル西館(新築)ガスビル(改修)
階数33階建8階建
主な用途オフィス、商業施設オフィス、商業施設
構造鉄骨造
一部鉄骨鉄筋コンクリート造
鉄骨鉄筋コンクリート造
竣工時期2027年頃2031年頃

イメージパース

北東側より
道路上空利用部分のイメージ

御堂筋と共に歩んだガスビルのレガシーを継承し、御堂筋に新たな風格と賑わいのある都市景観を創造。高層部は遠景からもガスビルとして認識されるように、ガスビルの特徴的な要素を取り入れ、低層部はガスビルとスカイラインの高さやデザインを調和せることで、ガスビルの一体感を創出する。

現地の様子(24年9月時点)

南東より撮影
東側より撮影
南西側より撮影
北西より撮影

西側敷地の駐車場についてはまだ解体工事等は実施されておらず、建築計画の看板も特になし。2024年度中の着工を予定しているが、大型物件の好機を考えると、当初予定より遅れる可能性があるのではないかと推測する。

アクセス

住所:〒541-0046 大阪府大阪市中央区平野町4丁目1−2

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