現伊丹市庁舎は昭和47年に建築され、平成7年の阪神・淡路大震災を経験した伊丹市役所本庁舎は、平成14年に行った耐震診断調査の結果、建築基準法に基づく耐震安全性の40~70%程度の耐震性能であることが明らかとなり、平成28年4月に発生した熊本地震における当該地域の庁舎等の被災状況を踏まえ、来庁者及び職員等の安全性の確保、庁舎機能の業務継続の重要性に鑑み、新庁舎の建設を実施した。
基本設計は隈研吾氏が手掛け、施工は大成建設。第1期から第3期まで工事スケジュールを組んでおり、1期工事では新庁舎の建設工事及び北川緑地の造成工事を実施。今着手し始めた2期工事にて旧庁舎、保健センターの解体工事等を実施し、3期工事で市民広場、周辺道路改良等を実施を予定しており、2024年度までの建設スケジュールとなる。
目次
参考(22年1月過去記事)
【伊丹市新庁舎整備事業】新庁舎は22年秋に竣工を予定
伊丹市新庁舎完成イメージ 現伊丹市庁舎は昭和47年に建築され、平成7年の阪神・淡路大震災を経験した伊丹市役所本庁舎は、平成14年に行った耐震診断調査…
2期、3期工事スケジュール
2022年10月より旧庁舎、保健センター、医師会の建物について、解体工事を着手している。2024年度に解体工事及び、市民広場等の外構工事を完了させる。
解体工事現場の様子(23年8月)
アクセス
住所:〒664-0898 兵庫県伊丹市千僧1丁目1
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