大阪駅周辺では、東海道線支線地下化・新駅設置事業やうめきた2期地区開発計画など、大阪駅西側地区を中心に、周辺地域との一体的なまちづくりが進められています。
大阪駅の混雑緩和、新たなバリアフリールート整備および西側地区へのアクセス性向上を図るとともに、周辺地区との回遊性を高め、地区全体のさらなる価値向上に寄与するべく、「新改札口整備」、「高架下開発」、「新駅ビル開発」を行います。
(1)新改札口整備
大阪駅の混雑緩和、新たなバリアフリールート整備および西側地区へのアクセス性向上の観点から、各ホームにアクセス可能な新たな改札口を西側高架下に整備します。
大阪環状線ホームは西側へ延長するとともに、ホーム上の設備を高架下に移転集約することにより、ホーム上の混雑緩和・安全性向上を図ります。
加えて、新たなバリアフリー経路として、新改札口と各ホームとを結ぶエレベーター・エスカレーターも整備します。
(2)高架下開発
新改札口周辺には、ご利用者の多様なニーズに対応する商業ゾーンを展開します。
あわせて、同高架下にバスターミナルを新設。
(3)新駅ビル開発
新改札口に隣接して、うめきた2期地区をはじめとした大阪駅西側地区の玄関口にふさわしい新たな駅ビルを整備。
新たなビジネス活動拠点を整備するとともに、周辺のオフィスワーカーをはじめとする多様なニーズに対応する商業ゾーンを中層部に展開。
低層部には広場空間を設け、うめきた2期地区開発とも連携し、周辺地区における歩行者の回遊性向上を図る。
なお、新駅ビルの運営主体は大阪ターミナルビル株式会社を予定。
現場概要
物件名 | 大阪駅西高架エリア開発 |
用途 | 駅施設、事務所、物販店舗、飲食店舗 |
物件住所 | 大阪市北区大深町19番10の一部 |
敷地面積 | 19859.86㎡ |
延床面積 | 60095.44㎡ |
建築面積 | 3690.46㎡ |
階数 | 23階 |
地下 | 1階 |
棟数 | 1棟 |
建築主 | 西日本旅客鉄道株式会社/大阪ターミナルビル株式会社 |
設計 | 西日本旅客鉄道株式会社 |
施工 | 大林組 |
着工 | 2021年2月末 |
竣工 | 2024年6月末 |
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【工期内容】
2020年2月 | 大阪ステーションシティ駐車場連絡通路など撤去工事着手 |
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2021年春 | 新駅ビルエ事着手 |
2023年春 | うめきた(大阪)地下駅開業、新改札口暫定供用開始 |
2024年夏 | 新改札口供用開始 |
2024年秋 | 新駅ビル開業 |
~2027年春 | 順次、高架下商業ゾーン・バスターミナル開業 |
2021年1月時点 現場状況
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2021年10月時点 現場状況
まだ鉄骨は確認できませんでした。
アクセス
住所:大阪市北区大深町 ※下記JR西日本 HP 引用
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