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関西圏のビル・ホテル・物流施設等の建築現場をブログで取り上げております。

兵庫県 庁舎物件 2021年以降竣工予定現場【伊丹市新庁舎 / 高砂市新庁舎 / 神戸市西区総合庁舎 / 神戸市新中央区総合庁舎】

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現場情報

①伊丹市新庁舎

物件名 伊丹市新庁舎
住所 兵庫県伊丹市千僧
施主 伊丹市
設計 大成建設
施工 大成建設
着工 2020/7
竣工 2022/9
延床面積 20,961㎡

<イメージパース ※伊丹市HP引用>

昭和47年に建築され、平成7年の阪神・淡路大震災を経験した伊丹市役所本庁舎は、平成14年に行った耐震診断調査の結果、建築基準法に基づく耐震安全性の40~70%程度の耐震性能であることが明らかとなり、平成22年に庁舎耐震対策について総合的な評価を行った結果、現位置での建替えが最も優位であると判断され、令和3年度~令和12年度の間に検討を行うスケジュールとしていた。
しかしながら、平成28年4月に発生した熊本地震における当該地域の庁舎等の被災状況を踏まえ、来庁者及び職員等の安全性の確保、庁舎機能の業務継続の重要性に鑑み、スケジュールの前倒しを図り、令和4年度からの新庁舎での業務開始を目指す。

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②高砂市新庁舎

物件名 高砂市新庁舎
住所 兵庫県高砂市荒井町千鳥
施主 高砂市
設計 東畑建築事務所
施工 ソネック
着工 2018/10
竣工 2022/12
延床面積 13,747㎡

<現場状況(※2021/1/29現在) 高砂市HP引用>

<イメージパース 高砂市HP引用>

現庁舎は、昭和32年に建設した本庁舎を中心に、老朽化と耐震安全性の不足といった懸念や、ユニバーサルデザインへの対応不足、施設の狭あい化、窓口の分散化など様々な問題を抱えている為、新庁舎の建設を進めている。

③神戸市西区総合庁舎

物件名 神戸市西区総合庁舎
住所 兵庫県神戸市西区糀台
施主 OMこうべ、神戸市
設計 昭和設計神戸事務所
施工 明和工務店
着工 2020/夏
竣工 2021/12
延床面積 10,219㎡

<イメージパース 神戸市西区HP引用>

神戸市西区は昭和57年度に垂水区から分区したが、当時9万4千人であった人口が平成27年度には24万8千人と約2.6倍に増加しており、特に西神ニュータウン(西神中央・西神南・学園都市)では約1千人から10万人と大幅な人口増となっている。
西神地区の行政サービスは、西神中央出張所及び保健福祉サービス窓口で対応してるが、西区役所(玉津町小山)に行かないと対応できない業務もあり、西神地区における行政サービスの拡充を望む声が数多く上がっている状況。
一方、現在の西区役所総合庁舎は平成27年時点で建築後33年が経過し、老朽化・狭隘化が進んでおり、今後の建替えの検討時期が近付いている為、新庁舎の設立を決めた。

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④神戸市新中央区総合庁舎

物件名 神戸市新中央区総合庁舎
住所 兵庫県神戸市中央区東町
施主 神戸市
設計 日本設計関西支社
施工 大林組神戸支店
着工 2021/1
竣工 2022/6
延床面積 19,300㎡

<イメージパース 神戸市HP引用>

中央区は、昭和 55 年 12 月に、葺合区と生田区が合区して誕生し、中央区庁舎が現在地に開設された。
これにより、旧葺合区庁舎(昭和 40 年築)及び隣接する葺合公会堂(昭和 34 年築)を全面改修し、昭和 57 年 7 月に葺合文化センターの本館・別館として開設した。
本館については耐震性能不足等により平成 28 年度からその機能を近隣の民間ビル(神戸芸術センター)に暫定移転し、平成 29 年度に解体撤去された。
旧生田区庁舎(昭和 38 年築)は現在、兵庫県神戸総合庁舎として使用されている。
この旧生田区庁舎の北側にあった旧勤労会館(昭和 27 年築)は昭和 55 年 4 月に現在の中央区庁舎の西隣に建替えられた。また、旧勤労会館と旧生田公会堂の跡地には新たに生田文化会館が整備され、昭和 58 年 2 月に開設されている。
これらの施設については築後 30 数年を経過し、多数の不具合が発生するなど全般的に老朽化が見られるようになっていることから、新庁舎の設立を決めた。

 

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