「JR西宮駅南西地区第一種市街地再開発事業」卸売市場を再整備し、商業・住居の大型複合ビルを建設する

JR西宮駅南西地区には、民設の西宮東地方卸売市場（昭和9年開設）が立地しており、地区内には老朽木造建築物が密集し、建物の不燃化、耐震化への対応が十分でないことや、広場などの都市基盤施設が十分に整備されていないことから、地震火災等による大きな被害が予測され、大規模災害時の緊急輸送道路である国道2号の機能を確保するためにも、沿道建物の不燃化、耐震化は当地区喫緊の課題となっていた。
このため、「JR西宮駅南西地区第一種市街地再開発事業」の実施により、卸売市場の再生整備とともに、都市核にふさわしいにぎわいと魅力ある都市空間の形成を推進し、地区全体の都市機能の更新と合理的かつ健全な土地利用を図る。

配置図

現地を確認すると、先行で工事が進んでいるのはA街区（卸売市場地区）。B、C街区は順次着工となる。

事業計画の概要

	全体	A街区	B街区	C街区 複合施設地区
敷地面積	約13,100㎡	約6,000㎡	約1,000㎡	約6,100㎡
建築面積	約7,600㎡	約4,500㎡	約700㎡	約2,400㎡
延床面積	約51,700㎡	約5,700㎡	約1,400㎡	約44,600㎡
容積対象面積	約36,100㎡	約4,700㎡	約1,100㎡	約30,300㎡
建蔽率	約58%	約75%	約69%	約40%
容積率	約275%	約78%	約109%	約499%
主要用途		卸売市場 駐車場	店舗、事務所 駐車場	住宅、店舗等 駐車場

現地の看板（A街区側）

現地の様子（23年3月）

アクセス

住所：〒662-0911 兵庫県西宮市池田町５−２９