リーガロイヤルホテル大阪を総額135億円で大規模改装／2025年に「リーガロイヤルホテル(大阪) -Vignette Collection」として開業を予定

リーガロイヤルホテル(大阪)は、ベントール・グリーンオーク・グループ(カナダ)と資本業務提携等に関する基本合意書を締結したことを23年1月に発表した。カナダ系の投資会社に売却し、運営を継続する形となる。23年より約2年間において、総額 135 億円をかけて「リーガロイヤルホテル(大阪)」 を大規模改装し、2025 年「リーガロイヤルホテル(大阪) -Vignette Collection」として リニューアルオープンを行う。

リノベーション内容

リノベーション対象は客室のみならず、宴会場やレストラン、公共エリアも含んでおり、ハード面の全面的な刷新を予定。リーガ ロイヤルホテル(大阪)の伝統や歴史に重きをおいた改修・改装デザインに加えて、IHG のラグジュアリーセグメントのブランド基準を満たす施設となる。

建て替え検討は中止

リーガロイヤルホテル(大阪)は、1965年に開業し、58年ほどの歳月が経過しており、建物の老朽化については否めない状況にあった。当初は新ホテルを建設する案もあったが、見送られた形だ。
東に隣接する、現在、埋葬文化財発掘中であるラソールガーデン跡地や、南隣の中之島5丁目の更地化工事（施工：竹中工務店）と合わせた、一体再開発を期待していたが、実現しない形となってしまった。

現地の様子(23年4月時点)

23年4月時点では、改修工事等をおこなっている様子は確認できなかった。

アクセス

住所：〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島５丁目３−６８