伊丹市新庁舎完成イメージ
現伊丹市庁舎は昭和47年に建築され、平成7年の阪神・淡路大震災を経験した伊丹市役所本庁舎は、平成14年に行った耐震診断調査の結果、建築基準法に基づく耐震安全性の40~70%程度の耐震性能であることが明らかとなっている。平成28年4月に発生した熊本地震における当該地域の庁舎等の被災状況を踏まえ、来庁者及び職員等の安全性の確保、庁舎機能の業務継続の重要性に鑑み、令和4年度からの新庁舎での業務開始を目指している。
基本設計は隈研吾氏が手掛ける。施工は大成建設。第1期から第3期まで工事スケジュールを組んでおり、1期工事で新庁舎の建設工事及び北川緑地の造成工事を実施する。2期工事にて現庁舎、保健センターの解体工事等を実施し、3期工事で市民広場、周辺道路改良等を実施予定。2019年から2024年までの建設スケジュールとなる。
また、西日本初の新築ZEB庁舎となる予定であり、10,000㎡超のZEB Ready 認証取得は全国初となる見込。
ZEBとは
ZEB (Net Zero Energy Building)
快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する石油やガスなどのエネルギー年間消費量をゼロとすることを目指した建物の事。ZEB Ready は省エネで50%以上の削減を達成するもの。
現場概要
◆構造種別:S造(地上階)、RC造(基礎)、免震耐造、耐火建築物
◆敷地面積:19,953.35㎡(公簿面積)
◆階数高さ:地下1階・地上6階、約28.09m
◆延床面積:新庁舎(21,978.50㎡)
現場状況
<全体写真>
アクセス
住所:〒664-0898 兵庫県伊丹市千僧1丁目1
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