日本生命保険相互会社、京阪ホールディングス株式会社、関電不動産開発株式会社の3社が、①未来医療R&Dセンター ②未来医療MEDセンター ③中之島国際フォーラム の3つの施設を複合させたビルを建設する。設計は大林組で、施工は大林組・フジタJV。未来医療国際拠点での新たな発見や進展がマグネットとなり、多様な人材や最新の情報があつまる「仕組み」を内包した施設構成・施設を整備する。
施設構成
①未来医療R&Dセンター(様々な研究ニーズに対応する複合研究施設)
1)リエゾンオフィス [約14,600m²] (外部連携部門、営業部門、研究開発部門等)
未来医療国際拠点で生成される新たなシーズやコミュニティへの日常的なアクセスニーズのある関連企業や研究機関等の入居を想定した施設。
2)研究開発支援施設群 [約4,100m²] (機構事務室、治験関連施設、インキュベートスペース、産学医連携スモールオフィス、コワークスペース等)
インキュベーション支援サービスの提供、幅広い共同研究や臨床治験を促進する施設。
3)交流促進施設 [約500m²] (サロン等)
入居者や会員等の創造活動やコミュニティ活動を活性化する施設。
②未来医療MEDセンター(未来医療R&Dセンターと連携する複合医療・健診施設)
1)病院 [約12,000m²(病床数170床程度)]
未来医療の実用化を促進する臨床治験機能 (治験病床)を備えた医療施設、急性期医療 をはじめ回復期医療、地域包括ケアへの対応も想定。
2)クリニック[約3,600m² ※高度健診センター含む]
様々な診療科目の再生医療関連クリニック 群、病院とも連携し、研究成果の実践の場とし て最先端の医療技術、治療法を提供。
3)高度健診センター
最新の検査機器と高度な健診技術による高 精度な健診サービスを提供する施設、病院や クリニックとの連携により受診者の総合的な健康管理を支援。
③中之島国際フォーラム(周辺施設とも連携するオープンスペースを備えた交流施設)
1)交流促進施設 [約1,200m²] (コミュニティカフェ/企業ショールーム)
普段は市民や未来医療関係者の憩いの場で あり、市民向けの未来医療や生命科学関連の イベントや周辺施設と連携したイベント等の 開催も可能、未来医療国際拠点と市民との接 点となる交流促進施設。
2)カンファレンスセンター [約1,700m²]
未来医療の産業化を促進するビジネス交流 や世界の高度人材の呼び込みを可能とする 未来医療関係者の交流・情報発信施設。
建築計画のお知らせ
現地の様子(22年11月時点)
アクセス
住所:〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島4丁目3
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