「兵庫県立西宮病院と西宮市立中央病院の統合再編基本計画」に基づき、これまでの診療機能を維持・充実するとともに、地域医療に関わる人材育成の拠点病院としての役割を果たし、西宮市域及び 阪神圏域において安定的・継続的に医療を提供するため、兵庫県と 西宮市が連携して、両病院の統合再編による新病院を整備する。
目次
建物概要
新病院の規模としては診療科目は35診療科、病床数は552 床(内、一般病床 544 床、精神病床8床)を予定している。メインとなる病院棟と放射線治療棟、救急ワークステーション棟の3棟を建設する。概算事業費は、386 億円(建設工事費247億円、医療機器整備費70億円、用地費55億円、設計監理費14億円)を予定。
各施設規模
構造 | 鉄骨造(免震構造) |
階数 | 地上11階、塔屋1階 |
延床面積 | 54,555 m² |
高さ | 53.5m |
新病院棟
構造 | 鉄筋コンクリート造(耐震構造) |
階数 | 地上3階 |
延床面積 | 1,228 m² |
高さ | 14.7m |
放射線治療棟
構造 | 鉄骨造(耐震構造) |
階数 | 地上2階 |
延床面積 | 382 m² |
高さ | 9.6m |
救急ワークステーション棟
スケジュール
建設工事は、2022年12月から、2025年9月末までを予定。2025年度中に開院を予定。
現場看板(23年3月時点)
設計は、株式会社佐藤総合計画。現時点で施工者は未定。
現地の様子(23年3月時点)
現在、遺跡発掘調査中
2022年7月から、本整備事業に先立ち、津門大塚遺跡の発掘調査を実施している。かつて、津門大塚山古墳という前方後円墳があったとされている。遺跡調査は2022年6月28日から、2023年3月3日までの期間に実施し、柄谷工務店が受注している。
アクセス
住所:〒663-8241 兵庫県西宮市津門大塚町11
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