「雲井通5丁目再開発ビル」は、22年5月の権利変換計画の認可後、22年6月から既存建物の解体工事に着手しており、23年7月現在においても、解体工事を継続している。2023年夏に着工を予定しており、2027年末頃の竣工を目指している。
本事業の特徴として、新しい中・長距離バスターミナルの整備、新しく整備する駅まで通ずる歩行者デッキと本建物の歩行者導線の確保、文化ホール、図書館、商業機能、オフィス、ホテル等、様々な用途を兼ね備えた大型複合ビルとなる。
目次
解体建物について
解体建物については、上記黄色枠内の、①旧サンパル、②旧東横イン、③旧中央区役所、④旧勤労会館の4物件が対象となり、現在、解体工事が進められている状況。
計画概要
所在地 | 神戸市中央区雲井通5丁目地内 |
面積 | 約1.3ha |
施行者 | 雲井通5丁目再開発株式会社 |
敷地面積 | 約8,228㎡ |
建築面積 | 約7,636㎡ |
延べ面積 | 約99,422㎡ |
建ぺい率 | 約93% |
容積率 | 約1,013% |
規模 | 地上32階・地下3階 |
構造 | SRC造(一部S造) |
最高高さ | 165m |
主要用途 | 商業施設・事務所・ホテル・駐車場・文化ホール 図書館・バスターミナル等 |
現場看板より引用
地下1〜3階 :店舗(商業空間)
地下2・1〜3階:新バスターミナル
地上4〜8階 :文化ホール
地上9〜10階 :図書館
地上11〜22階:オフィス
地上24〜32階:ホテル
ホテルについて
高層部分の24〜32階には、ブライダル業界最大手の株式会社テイクアンドギウ・ニーズが、神戸初となるラグジュアリーブティックホテル(EVOL HOTEL(仮称))を展開する。高さ約150mに位置し、六甲山やポートアイランド等、神戸らしい景色を一望でき、最上階には、幅30mのインフィニティプールやスパも完備する。
現地の様子(23年7月時点)
解体工事を継続しており、新築工事はこれからの着手となる。
過去記事(22年1月時点)
【雲井通5・6丁目再整備基本計画】新たな中・長距離バスターミナルビルを整備予定
【新記事(2023年7月時点)】 【2022年1月記事】 【三菱地所プレリリース】より引用 神戸市中央区雲井通5丁目エリアにおいて、中・長距離バスターミナルの整備…
アクセス
住所:〒651-0096 兵庫県神戸市中央区雲井通5丁目2
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