
左:建築中 / 中:1976年の竣工当時 / 右:解体工事前(2023年)
ホテルや飲食店などで構成される複合ビル「大阪マルビル」について、大阪マルビル内の大阪第一ホテルは2023年3月末をもって営業を終了し、2023年夏より解体を開始することを発表していた。
23年8月時点では、低層部は防音シートで囲われており、1機のクレーンが確認できる。現場看板(労災保険関係成立票)によると、事業期間は2024年10月31日までとなっており、来年秋ごろまでに解体完了を予定している。
解体工事については、フジタにて着手するが、建設工事までを行うかは不明。(大阪マルビルを建設したのはフジタ。)
建て替え計画では、現状の地上30階建て、高さ約123mより高層化する予定となっており、ホテルをはじめ多目的に利用できるホールやオフィスの設置など、賑わい創出の場、文化交流の場としての役割を果すと発表されている。
尚、2025 年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の開催期間中には、解体後の敷地をツアー専用バスターミナルとして提供する予定となっており、新マルビル開業予定は2030年春を予定している。
過去記事(22年8月時点)

大阪マルビル建替スケジュール
大和ハウス工業が大阪マルビル建替工事に関する発表を行う。
併せて、新マルビルの概要、大阪・関西万博のバスターミナルとして提供することを発表。
参考:大和ハウス工業 「大阪マルビル」を建て替えます
2025 年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の開催期間中には解体後の敷地をツアー専用バスターミナルとして提供を予定。
地上30階建て、高さ約123mの現状建物から高層化する予定で、多目的に利用できる大型ホールや、高機能オフィスの設置など、賑わい創出の場、文化交流の場としての役割を果たせるよう進化する予定。
現地の様子(24年7月時点)



既存建物は見えなくなっており、順調に解体工事が進んでいるようだ。

万博シャトルバスターミナル建設予定地の看板が掲載されている。万博期間のみ利用されるため、ただのバス、タクシーの乗降所になると思われるが、建設と記載があるので、何かしらの建物が建設されるのかも?
現地の様子(23年8月時点)


低層部については防音シートで覆われており、
1機のクレーンが確認できる

アクセス
住所:〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1丁目9−20
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