株式会社GSユアサと本田技研工業とブルーエナジーは、滋賀県守山市にリチウムイオン電池の新工場を建設する。事業総額は約4,341億という大型プロジェクトとなる。生産規模は20GWhと国内最大級の規模となる予定。2027年より生産ラインの稼働を初め、2030年までに量産開始を予定。
滋賀県守山市は笠原町の農地約60haに新しく工業団地を整備する発表をしており、そこに新工場の建設を行う形だ。造成や用地買収等の費用として、総額108億円を計上している。24年度以降に造成工事を始め、2025年度中に企業への引き渡しを行うため、2025年度中の工事着工と予定であると推測する。
目次
リチウムイオン電池を国内生産する背景
経済産業省は、22年に電気自動車(EV)や脱炭素に不可欠な蓄電池について、日本企業の国内外での製造能力を2030年に600ギガワット時(GWh)に引き上げる目標を定めた。これは、世界シェアで20%程度となる。
*引用:蓄電池の製造能力、30年に600GWh 世界シェア20%目指す=経産省
そのこともあり、今回の場合、助成金額が最大約1,587億円も出る形となる。本新工場は、Honda向けの車載用および定置用向けに製造を行う。
計画概要
事業者名 | 株式会社GSユアサ 本田技研工業株式会社 株式会社ブルーエナジー |
事業総額 | 約4,341億円 |
助成金額 | 約1,587億円(最大) |
生産規模 | 20GWh(国内) |
品 目 | 車載用および定置用リチウムイオン電池 |
GSユアサ ニュースリリースより引用
現地の様子(23年9月)
アクセス
住所:〒524-0004 滋賀県守山市笠原町
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