松山市では、「歩いて暮らせるまちづくり」を進めるため、花園町通りと銀天街をつなぎ、一日約3万人の乗降客が行き交う「松山市駅前広場」の整備を進めている。この整備で、公共交通の利用が便利になるほか、にぎわいの空間を創り出し、中心市街地の活性化を目指す。
目次
計画概要
①憩いゾーン、②にぎわいゾーン、③交通ゾーン、④結節ゾーンの4つのゾーンに分けて整備を実施する。①憩いゾーンでは、待ち合わせや休憩などができるように、ベンチや日除けを設置する。②にぎわいゾーンでは、イベントや地域の魅力を発信できるマルシェなどが開けるゾーンとする。③交通ゾーンでは、各交通手段(電車・バス・タクシー等)の乗り継ぎの利便性を高め、今までになかった身体障害者の乗降スペースや一般車のスペースも確保。④結節ゾーンでは、各交通手段や周辺商店街、まつちかタウンへの移動の際、雨に濡れないように屋根を設置。その大屋根は街の連続性を感じられるアーチ状のデザインを採用する。
工事スケジュール
23年秋より工事着工し、2026年末に竣工を予定している。
周辺の駐輪対策
市駅周辺には、令和5年度の実態調査では、平日約450台、休日約610台の放置自転車等があり、民間駐輪場の空きスペースを全て使用した場合でも、約250~300台分が不足する状況。既存の市役所第4別館前駐輪場(現状1階建て)を2階建てに変更し、中之川通りの植栽スペース等を活用した路上駐輪場を整備することにより、必要な台数を確保する。
アクセス
住所:〒790-0012 愛媛県松山市湊町 6 丁目 2-2
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